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このサイトの方針を変える(後半)!

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前回の記事「このサイトの方針を変える(前半)!」では、”このサイトを事業化させる上で必要なことは何か?”を肌で感じるために、著作を持つ著名な起業家に会いにいったところまでお話ししました。

 

3人の若い起業家が待つ都内の高級マンションの24階に上がり、部屋に入る。すると目の前に広がるリビングは大きなガラス張りになっていて、信じられないほど綺麗な夜景が見えた。

 

とあるドラマでSMAPの香取慎吾の住まいとして舞台になったマンションだそうで、「デートに来ている」感覚になってしまった。マンションというよりホテルのような部屋だった。

 

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そこで自分が、このWEBサイトでビンテージバイク情報と映画情報を提供するサービスを構築していることをザックリと話す(詳細は前回の記事)。

 

一通り話し終えると、今度は3人の若い起業家たちが自己紹介がてら、話を始めました。

 

まず、僕が直接連絡してアポを取ったのが、家具の販売サービスを一人で構築し、その後法人化して年商5億円の企業へ成長させた後に会社をバイアウト。その後シリコンバレーへ移住して、現在は別の会社を立ち上げている起業家(現在奥さんの出産&子育てのため一時帰国中)通称Akira Drive。

 

もう一人がシェアハウス兼銭湯を経営しながら「キッチンカー・レンタル」という面白い事業を立ち上げている起業家。通称Masa。

 

最後に3人の中でもリーダー格で、このマンションの持ち主でもある起業家。現在スタートアップ中の事業を7つ同時進行しているらしい。もともとはWEBシステムを開発するエンジニアで、ビジネスモデルの設計からシステム設計・実装まで全てこなすという。通称”龍(Ryu)”。

 

むむぅ・・・凄いな・・・でも怖気づいちゃいけない。ときにはハッタリだって必要だ。

 

まあ、僕も”組み込みLinuxでシステム組んだり”、”アプリケーション設計したり”いろいろやってるんですけどね。ちなみに僕は通称Takezoですけど。

 

今回お話に伺ったのは、私が現在構築しているNostalgicbike.comっていうビンテージバイク、ミニシアター映画情報サービスシステムを億単位のビジネスに発展させるプロジェクトに・・・・参加・・・しないかなぁ・・・・・・と・・・・」

 

明らかに語尾がフェードアウト気味だったけど、たぶん言えた。

 

「なるほど。確かにミニシアターやビンテージバイクに絞ったサービスというのは、あまり見たことがないですね。映画はよくわからないけど・・・ビンテージバイクは高価だしニーズもあると思うので、事業化できるポテンシャルを持っていると思いますよ。

 

まずそのサイトを見せてくれませんか?」

 

3人はそれぞれPCやスマホ、タブレットで、このサイトを閲覧し始める。

 

「これって・・・情報サービスというよりも、ブログ・・・・ですよね?」

 

そうです。ミニシアターのスケジュール表示機能も、ビンテージバイクの在庫登録・検索機能も組み込んではみた。

 

でも肝心な中身のデータが無い。だから実質的に”ブログ”です。

 

でも”ブログ”って言うより、”システム”とか”サービス”とか”プラットフォーム”って言ったほうが起業家っぽくてカッコいいから、”ブログ”とは言いませんでした。

 

「現状は、どのくらいのアクセス・収益を得ているんですか?」

 

小遣い程度です。

 

「あと・・・気になるのが、ビンテージバイクと映画がなぜ一つのサイトで一緒になってるんですか?」

 

「幅広いユーザーに幅広く興味を持ってもらいたい」という意味も込めてるんだけど、そこはうまく説明できなかった。この時点で既に頭が真っ白の脳死状態になっていたから。

 

「う~ん・・・・正直に申し上げると・・・・」

 

そこからはショックと恥ずかしさで、あんまり細かい内容を憶えていない。

 

大まかにいうと

 

・サイトが提供する情報は「ビンテージバイク」なのか「ミニシアター映画」なのか、よくわからない。

 

・事業化には「商材」と「クロージング」の作りこみが必要。要は、誰に何を提供して、どのタイミングでどうやって幾らお金を払ってもらうのか?その作りこみが無い状態で、いきなり事業化するのは難しい。

 

・情報メディアとして広告ビジネスを展開したいのであれば、コンテンツの「量」と「質」が要(かなめ)になる。事業として成立させるレベルの収益を上げたいのであれば、一人で行うのは明らかにリソースが不足している。人を雇うか、一人でやるのであれば全精力を注ぐくらい集中すべき。

 

お腹も胸もいっぱいで、思わず「どうすればいいですか?」と質問してしまった(意味不明)

 

「私たちはコンサルタントではありません。私たちが伝えるべきことは全て伝えたつもりです」

 

何とも言えない気持ち、自分の夢が少し遠のいたような気持ちでマンションを後にする。

 

酒だ・・・今すぐに酒が飲みてぇ・・・

 

マンション最寄り駅前のコンビニに入り、ウィスキーをストレートでイッテやろう。そして電車の中でベロベロになってやろう。

 

そう思いながら、いつものようにスマホを手に取ると、Facebookに友達申請が届いていました。

 

見ると、ついさっきまで会っていた「キッチンカー・レンタル」事業を立ち上げている通称Masaからだった。

 

ちょっとうれしくて、お礼のメッセージと一緒に「落ち込みナウ。ウィスキーストレートで飲むか迷いちう」と送るとすぐに返信がありました。

 

「特にあの二人は、最前線で活躍していますから、僕もいつもコテンパンにやられてますよ。ビンテージバイクのお話し、とても面白かったです。これからもよろしくお願いします!」

 

いじけてウィスキーなんて飲んでる場合じゃない。打って変わって救われた気持ちで自宅に戻ると、シリコンバレー在住の起業家の通称Akira Driveからもメールが届いていました。

 

「今日は会いに来てくれてありがとうございます。Takezoさんの目指す方向と僕たちができることの方向があえば、ぜひ一緒にやりましょう。また連絡くださいませ。

 

ビンテージバイクのサービスは伸びると感じました。是非進捗をお聞かせください。

 

ありがとう・・・・こんなにパワーをもらえたのは久しぶりだぜ。

 

励ましのメッセージがもらえたのはもちろんうれしかった。

 

でも、やっぱり一番価値を感じたのは、起業家の考え方に直に触れることが出来たこと。

 

これが小さいことだけど、自分にとってとてつもなく大きい。

 

その証拠に、その後の自分の「感覚」が明らかに変化したから。

 

それまで、部屋にこもってコツコツと何かを作り上げるのは厭わないけど、個人である自分が旧車、ビンテージバイク専門ショップへ行ってビジネスの話をするなんて、「大それたこと」だと思っていた。

 

でも、先日会った起業家たちは、普通に「知り合いの仕立て屋に話を持って行って・・・」「自分はキッチンカー持っていないんで、持っている人たちを集めて・・・」「自分一人では分量的に足りなかったんで、できる人を集めて・・・」という話を当たり前のようにしていました。

 

アイデアを考えて仕組みを考えて、仕込みはもちろん入れておく。でもその中で”出来ないこと”や”持っていないもの”があれば、”できる人””持っている人”に”アイデアというお土産”を持って、会いに行けば良い。

 

そんな感覚を掴めただけでも、とっても大きかった。

 

もう一つ、とても印象的だったのが、3人のうち誰一人として「金持ち自慢」「セレブ自慢」を一つもしなかったこと。

 

「いや~、このマンションって有名人がたくさん住んでるんで・・・」とか

 

「いや~、シリコンバレーは技術力高くてヤバいっすよー。それに比べて日本は・・・ゴミっすね」とか

 

いるでしょ?!Facebook上の友達でも、そういう「自慢的」な書き込みしてる人。もう自分の身近に既にいますよ。何人か既に名前と顔が思い浮かぶ(「セレブ自慢」は女が多く、「頭脳派自慢」は男が多い)。

 

でも先日会った起業家たちは、”ビジネス上の利益”の話はしても、”マンションの高級度合い”とか”自分の年収の高さ度合い”とか、事業に関係のない話は一切しなかった(まあ、よくよく考えたら至極当たり前なんだけど・・・)

 

去年会った、怪しい自称年収1億円起業家女性は、まず最初に自分の金持ち度合いをアピールしていました(この話も”ガチ”なので、こちらの記事からどうぞ)。

 

そして今回よくわかりました。健全に事業を展開している人なのか、それとも怪しい・不健全な事業を展開している人なのかを見分けるための一つの方法。

 

それは「自分が金持ちであることを自慢」してくるかどうか。バカバカしいけれど今回本当にそう思ったし、これは当たっているので是非参考に。

 

金持ち自慢をする人は、そうする必要があるから自慢してくるわけで。

 

欲望を刺激することで利益を得るのか、ニーズを満たすことで利益を得るのかの違いは本質的に全く逆なわけで。

 

そして金持ち自慢をしてくる起業家は、「人間の金持ちになりたい欲望」を刺激することで利益を得るタイプです。

 

「金持ちになりたい欲望」を刺激して、高額なお金を払わせる・・・・だんだん話が変な方向にそれてきたのでこの辺で。

 

そして、3人の起業家のうちの2人(通称Akira DriveとMasa)から温かい励ましメールをもらって、僕の「励ましメールもらいたい欲望」が刺激された。

 

リーダー(通称”龍(Ryu)”)から励ましメールが来るのはいつですか・・・?

 

 

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