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芦ノ湖への家族旅行で感じた、役に立たないこと

hanabira

家族で箱根の芦ノ湖に旅行に来ています。

 

最後にここに来たのは、小学校の低学年の頃に家族旅行で来たときだったと思う。

 

確か湖畔近くのキャンプ場にあったペンションにとまったような記憶がある。

 

キャンプ場の敷地内を移動するための電気自動車に乗って大感動したこと(車なのに無音だった!!)。霧が濃過ぎて周囲が全く見えずに単独事故を起こした車が立ち往生していたこと。

 

断片的な記憶しかないけど、濃い霧の中でワクワクしていて、特別な場所に来ているという新鮮な感覚。「霧」というもの自体が初体験で、対向車が至近距離まで近付かないと全く見えない恐怖も、黄色いライトが「フォグランプ」という普段使うことのない特別なライトであることを知ったことも驚きの連続だった。

 

窓から見える車の外は全くの未体験な「白の世界」。ハンドルを握る父親が

 

「うわ、ダメだ・・・全く見えない!」

 

歩けるくらいのゆっくりとした速度で車を走らせるのを目の当たりにしたのも初めてだった。

 

暗くて見えないならわかるけど、真っ白なのに見えない(!!)この感覚が驚愕的だった。

 

記憶に甦るのは、ぼんやりした霧だらけの世界に驚愕し、恐怖を感じながら「怖いけど家族と一緒にいるから大丈夫」という安心感とワクワク。

 

そういえばこの頃は「怖い」ものがたくさんあったなぁ。思えば旅行の醍醐味であるはずの「料理」の楽しみも「宿」の楽しみも「景色」の楽しみも、この頃の子供は感じることが出来ない。

 

経験値が少なすぎて、経験豊かな大人のように「他と比べる」ことができないから。料理は食べるものでしかなくて、宿は一晩を過ごすための家でしかなくて、景色は目に入ってくるものでしかない。

 

だから、上のような楽しみは自分の中には存在していなかったし、「芦ノ湖」が湖だということも理解していなかった。「アシノコ」という響きが「キノコみたいで美味しそう」だとぼんやりと考えていたのもよく覚えています。

 

言葉には出来ないような「知らない世界」。はじめての真っ白な空間に恐怖とワクワクを感じていたことを思い出しながら、今現在の小学校2年生の長女と、幼稚園の年中組の長男を見る。

 

彼らも今の自分とは全く違う世界を観て、自分とは全く違う次元で感動しているのかも知れないなぁ。

 

そう感じながら、妻が事前に調べて見つけた、当時はなかった(と思う)「オシャレなカフェ」に入り、一眼レフでパシャパシャと夢中で撮影する自分。半日で撮影した枚数は360枚。

 

何のために?

 

「リーズナブル!芦ノ湖の湖畔のオシャレカフェ!」「MIZUUMI 芦ノ湖カフェがスゴ過ぎる!」

 

こんな薄っぺらくてつまらない記事コンテンツをつくるため・・・?おれ、そもそも今来ているカフェの良さを語れるほどカフェのこと知ってたっけ?

 

そんなことを考えていたら、長女が小声で教えてくれた。

 

「ねぇねぇこれ見つけたよ。写真撮って!」

 

ニコニコしながら手のひらに収めたものを見せてくれた。

みると、小さな手のひらに、1枚のさくらの花びら。

 

hanabira

 

彼女にとって、湖畔で見つけた桜の花びらは特別なものだったに違いない。

 

ことのき、小学生の子供と中年の大人が、同じ世界を完璧に共有することは出来ないと感じた。

 

見ているものや感動の対象が根本的に違いすぎるから。

 

そして、子供たちはあの頃の自分と同じように、楽しいことと怖いことがたくさんあるに違いない。

 

あの頃の自分が感じた

 

「怖いけど家族が一緒にいるから大丈夫」

 

子供たちがこれさえ感じていれば、自然と感動して驚愕して心に良い傷跡をたくさん残していくと思う。

 

安心感の拠り所を作りながら、子供たちがいま感じていることを想像して楽しませてもらうこととしますか。

 

湖を見渡すと、芦ノ湖は相変わらず濃い霧に包まれていました。

 

kiri

 

 

明日は雨だけど、子供にとってはそんなことは重要じゃないもんね。

 

子供の頃に一番嫌だったのは雨が降ることじゃなくて、雨を理由に勝手に中止にされることだった。

 

そんなつまらん理由で中止になんてしないから安心して楽しんでくれ!

 

明日は何をしようか?

 

明日の予定を妻と話ながら、「濃い霧」が自分のなかで勝手に「芦ノ湖の名物」になってしまった。

 

旅行中に単純に「面白い」と感じたこと。気が向いたらまた紹介します。たぶん役に立たないと思うけど・・・

 

 

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