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「天才たちの日課」 天才になるのは難しいことじゃない!?

masanitensai

「天才たちの日課」という本を読んでみました。

 

僕は「天才」と言う言葉が大嫌いです。「才能」も。

 

「天才」という言葉を使うとき、ほぼ例外なく自分以外の他人を指して言うことが殆んどでしょう。

 

「彼は天才だ」「あいつは天才だから別格だ」

 

他人の偉業を称えながら、言葉の裏には「自分にはできない」という無意識の諦めが確実にあると思う。だから嫌いなのです。

 

でも、この本の表紙にはこんなことが書かれていました。

 

「クリエイティブな人々の、必ずしもクリエイティブでない日々」

 masanitensai

 

この言葉に妙に惹かれました。続けて帯に書かれていたのが天才と言われた人たちのエピソード。

 

「ヘミングウェイっは毎日書いた語数を記録していた

 

「フロイトの散歩はたいへんなスピードだった」

 

「ストラヴィンスキーは作曲に行き詰ると倒立した

 

「ピカソはアトリエでたくさんのペットを飼っていた

 

全部どうでもいいです。

 

そしてそこが良い!こういう取るに足らない・どうでも良いけど「人とちょっと違うこと」「ヘンな習慣」の積み重ねこそが天才的偉業の下地になるし、他人から見ても参考になるのだと思うし、何より面白い。

 

そして、分厚い書籍には、取るに足らないエピソードや、ただ変わっているだけの日常、おそろしく退屈そうな生活から、自由で羨ましくなる暮らしぶりまで、真似しようと思えば実践できるような話が殆んどで面白い。何より落ち込む必要がない。

 

天才って意外と大したことないんだな・・・

 

なんとなく不思議な勇気のようなものが湧いてくるから不思議です。

 

たった今、ランダムに本を開けたページに書かれていたのは、フランスの天才作曲家エリックサティ(誰だ?!)の日常のお話し。

 

”フランスの作曲家サティは、徒歩でパリの中心部まで出かけた。10キロ近い道のりを、途中でひいきのカフェに立ち寄りながら歩いていく。

 

その様子を見ていた人によると、サティは

 

「傘を小脇にしっかり抱え、ゆっくりと小股で歩いた。話すときは足を止めて、片方のひざを軽く曲げて、鼻眼鏡の位置をなおして、片手の拳を腰にあてる。それからまた慎重な足取りで歩きだす」”

 

だから何?

 

 その後に作家のヘンリー・グリーンのエピソード。

 

作家であるヘンリーグリーンは、家が裕福だったにも関わらず、作家と会社員の二重生活を送っていた。なぜ会社へ通う必要があったのか?彼の伝記でこの疑問に対する一つの答えを出している。

 

 彼の典型的な一日は次のようなものだった。

 

「職場には午前10時ごろ着き、ジンを持ってこさせて、1、2時間事務所の中をぶらついたり、秘書と無駄話をして過ごす。

 

11時半になると出かけて、平日の昼を近くのパブで過ごす。景気づけにビールを二杯飲んでから、またジンに戻る。

 

あとから同僚が1人か2人やってくると、一緒に職場の人間やパブの人間の噂話をする。

 

ようやく会社に戻ると、午前中の日課を繰り返して、もしかしたら小説を1,2ページ書いてからバスに乗って家に帰る。」

 

 ほぼニートじゃないか・・・そんな大それたことをしていない日常が綴られていることで前向きになれる「天才たちの日課」。

 

面白いので是非!

 

 

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