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「裸でも生きる」 途上国で活躍する起業家女性の奮闘記

hadaka

「裸でも生きる」 若い女性がバングラデシュで社会起業家として活躍する過程を綴った自伝を読んでます。

 

ぼくは「起業家」という言葉は大好きだけど、社会起業家という言葉はあまり好きではありません。

 

なぜわざわざ「社会」という言葉を付け加えるのか?その意義がよくわからないです。

 

 「ぼくはお金を儲けることが目的じゃないんです。人を助けたいんです。純粋なんです!」

 

と、わざわざアピールされている気持ちになって、あまり心地よくないのです。

 

そんなことを感じている今日この頃ですが、よく見るとこの本には「社会起業家」という言葉は出てきません。そこにもなんとなく好感が持てたりしました。

 

さて、この本の著者山口絵理子さんは、海外で活躍する起業家に似つかわしくなく、幼少期は無口で大人しく、周囲からはひどく いじめられていたようです。

 

教室に入ろうとすると足がガクガクと震えて、席に座っているのがやっとだったという。

 

その後、中学高校は不良として波瀾万丈な生活を経験した後、一念発起して勉学に励み、慶応大学に入学して・・・

 

彼女が如何にして更正したのか?どれほど困難な状況から努力したのか?

 

そんなことは正直どうでも良いし、とくべつ聞きたくありません。

 

自分が興味があったのは、臆病者が海外に飛び出して活躍するほど実績を出すようになるまでにどんな行動を継続的にとっていたのか?というところでした。

 

 海外に飛び出して活躍する彼女の特徴

 

世界で活躍する人の自分のイメージは

 

「プレゼンやスピーチが上手い」

 

「論理的思考能力が高い」

 

あながち間違えてはいないとは思うけど、この本の著者山口さんは

無鉄砲なくらいに、「やる」と決めてから行動に移すまでの時間が早い

 というところにあるようだ。

「国際機関に就職して、発展途上国の開発がしたい」

 

と思い立てば、就職まで待たずにインターン生としてアメリカの国際機関に応募して渡米。

 

 

ところがそこでの仕事が自分の志とずれていることがわかった時点で、1週間以内にバングラデシュ行きのチケットを入手。

 

このとき、バングラデシュを選んだのは、インターネットで

 

「アジア 最貧国」と検索したら、バングラデシュがヒットしたから。というのが理由でした。

 

そして、バングラデシュに渡ってから

 

「バングラデシュの大学院に通ってみたい」

 

と思い立ったら、次の日にバングラデシュの大学院を訪ねて受験を申し込む。

 

読んでいると、とにかく異常なくらいに行動が早い。

 

そして、一番大事だと思ったのが、彼女が精神的に強いとか、勇気がひと並外れている。

ということでは、どうやら無さそう。ということでした。

無計画でバングラデシュに来てからは、怖くて震えながら泣いた。

バングラデシュの大学院の入学手続きをする際には踏ん切りがつかずに、日本にいる友だちに相談していた。

 バングラデシュに飛び立つ際には成田空港に行くまでの道のりで恐怖で逃げてしまいそうだったから、成田空港に一番近いホテルに泊まった。

 

など、恐怖や不安に対する反応は、至って普通である。

 

普通と違うのは、臆病ながらもそれを受け入れて、どうすればスムーズに一歩踏み出せるか?

 

これを、いつも考えながら実践しているように見えました。

 

だからよく周囲には「悩まずに難なくアグレッシブに行動している」と見られがちだけど、実は常に恐怖と戦いながら悩みながら行動している。と著作の中で言ってます。

 

やっぱり、どんなスキルにも「行動」「実践」に勝る方法は無いのかもしれない。

特に切れ味鋭い頭脳を持ってるわけではないのに、周囲から評価されていたり、実績を積んでる人って、ほぼ例外なく行動力のあるひとだもんな・・・

 

そんなことを感じながら、自分も素早い行動力をつけようと決意した一冊・・・

 

hadaka

 

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