先日、三歳の長男を連れて幕張メッセの「トミカプラレール博」に行ってきました。
「バイクと車と電車とれが一番好き?ちなみにお父ちゃんはバイクだけどな!!」と誘導尋問のような質問をしても元気よく「電車!」と答える頼もしい長男(三歳)は、大好きな電車に乗って展示会に向かう道中からワクワク。
そして人でごった返した展示会場に着いてから、ふと「ZやCB、GSなどの70’s旧車&名車たちの大規模国際展示会」をあまり見たことがないことに気付きました。10年以上前に幕張メッセで開催された「ハーレーカスタム展示会」に行った記憶はある。でも国産旧車が集う展示会は行ったことがないし、そもそもあんまり見かけたことがないです。
もちろん主にオーナーが集まるミーティングや行会のようなイベントはあるのだろうけど、幕張メッセやビッグサイト、パシフィコ横浜のような国際的大規模展示会場での開催情報はそんなに見たことがない気が。自分が知らないだけなのか?!
幕張メッセやパシフィコ横浜のような国際的大規模展示会場で開催しても、ペイするほどの市場規模が無いということなんですかね・・?(要は黒字になるほど人を集められないということ?)
ちょっと調べてみたら、展示会や即売会開催用に幕張メッセを丸1日貸し切ると、費用がおよそ三百万円ほど掛かるようです。他の諸経費は置いといて、この費用を回収する為に一人当たり五千円の入場料金を払ってもらうとすると、600人が来場してくれればぎりぎりペイすることになります。
では600人が集まるほどのポテンシャルがあるのかどうか・・・?
例えば旧車専門誌のミスターバイクの発行部数を調べると、およそ30万部(月間)なので、旧車好き(単車)が全国に30万人いるとして、そのうちの100人に一人が来てくれるとすると3000人!充分ペイするじゃん!とアマくてヌルい皮算用をしていたら、止まらなくなるイベントプログラムの妄想。
全国の旧車専門店の自信作を展示してもらい、イベント会場内には各ショップのブースを設置。パーツ、アクセサリー販売や展示車両で会場内は名車たちで埋め尽くされる。それだけでなく、同好会やチーム、オーナーズクラブにも協力してもらって展示会場内に数十台が暴走族ばりにサプライズ乱入。
新車ばりにキレイなショップの展示車両も実際に走っている実車も見れることを考えただけで仕事が手につかなくなるのは僕に問題があるのではなく、前代未聞なくらい楽しいイベントになること間違いなしだからです。
国際的な展示会場だから、やり方を工夫すれば外国人も来てくれそうたし、日本のヴィンテージバイクの魅力を世界に発信する良い機会になるのではないかと勝手に妄想。
そんな妄想をしながら三歳の長男とい来た肝心なプラレール展示の方は激混み。並び疲れた長男は無料の遊び場を指さして「行きたい」。行ってみるとそこも長蛇の列。三十分ほど並んだあと、場内スタッフがやってきて「ここに並んでいるお客様をご案内できるのが16時10分になりますのでご承知おき下さい!」。時計をみると14時半・・・あと1時間40分も並ぶのか・・・その他の出し物もすべて長蛇の列でほとんど並ぶだけで終わったプラレール展示。それでも「男同士で楽しかった!!」と喜ぶ長男。三歳児ってとことん前向きです。