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怒涛の出世&有名になった大学の同期と自分の違い

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先日、ニュースサイトのリンクを辿っていたら、こんな記事が目に飛び込んできた。

LinkedInでLinkedIn日本代表に転職——元ヤフーCMO村上臣「今の僕は第二新卒」

別に一見するとなんてことはない対談記事なんだけど、対談している村上臣(以下”臣”)という人物がワタシの大学時代の同期なんです。

彼もボクと同じバイク好きで、大学時代にはKawasakiのエリミネーター250SEに乗っていました。

名字が同じで同じ学科で同じクラス。

彼はYahoo!の執行役員を経て現在はLinkedInの日本代表をやっているらしい。

少し前のYahoo!時代には孫正義氏の下でYahoo!の経営陣として活躍していたらしい。

そういえば、大学時代から友達と一緒にシステム開発の会社を立ち上げて、大学の授業料も一人暮らしの生活費も、バイクの購入&維持費も全て自分で稼いでいるって言ってたなぁ・・・

ワタシと同じ名前で同じ学科で同じクラス、同じバイク好きで、関係ないけどお互いに同じロン毛(当時流行っていた)という表面上の共通点はたくさんあったけど、肝心な中身である”デキる男度合い”では大学一年生当時から天文学的な開きがあると痛切に感じてました(初めて話をした時のことを今でも憶えてるけど、”こんなヤツとはまともに頭脳勝負しても絶対に敵わない”と即座に思った)。

でもひとつだけ、中身で共通しているところがあった。それは

自ら進んで大学の雰囲気に馴染もうとしていなかったこと

大学に馴染んでいた人たちは、(たぶん)授業が終わったあとも同じ大学の仲間たちと互いの家を行き来したり、飲みに行ったり徹夜でマージャンしたりしていたのだと思うけど(たぶん)、

そこへ馴染めずに常に地元の友達と遊んでいたワタシは、授業が終わるとそそくさと地元へ帰っていた。なので学内に留まって話し込むことも無ければ、大学友人宅へ行くことも無かったし、四六時中一緒にいる「ツレ」も特にいない。

 彼も同じく、学内に親しい友人が多くいるようには見えず。

ボクも臣も授業態度が特段真面目というわけでもなかったので、物理学の実験実習の合間に喫煙所で何気なく話をしたときのこと。何の話をしたのか詳しくは憶えてないけど、恐らく自分のことだからバイクやバイトの話を振ったのだと思う。

このとき臣は

「仲間と一緒に会社を経営している。」

という。会社を経営することが何なのかよく分かっていなかった自分(ちなみに今もよく分かってない)は、

何の会社を経営しているのか?

と聞いてみると

「企業向けの○△□システムを開発して納入してる。こないだはさくら銀行に納入するシステムを作ったよ」

・・・何のことやら。

「スゴイな。」

としか言えない。なんのことだか分からないから質問すらできない。

思えば大学へ入ったときは

ドラマのような夢のキャンパスライフなんてあるわけ無いし、そんなもの望んでもいない。

心の中ではそんなふうに”うそぶいていた”けど、その反面

「大学へ入れば彼女ができる」「大学へ入れば好きなことができる」「大学へ入れば、周囲は(たぶん)ガリ勉のショボい奴ばかりだからパッとしない自分でも主導権が握れる」

そんなふうに思っていたような気がする。

翻訳すると

大学へ入ればショボい自分が主役になり、華やかな世界を謳歌できる。

まさにドラマのような夢のキャンパスライフを思い描いていたということ。

にも関わらず、相変わらず小心者で当たり前のように何一つ実現できないことに苛立ちを感じながら、

”大学なんてつまんねぇよ”

と(地元に帰ってから)イキがってました。

要は大学に馴染めなくてドラマのようなキャンパスライフを実現できずにイジけていただけなんだけど、

一方で臣の方は敢えて大学へ馴染まずに大学の外の世界へ踏み出している。

表面的には同じ「馴染んでない」でも、その中身の本質は全く違うのは当時から明らかであるのは自分にもよくわかっていた。

でもだからこそ、自分もなにかやってみたい。

「大学なんてつまんねぇ」

なんてイジけたところで何かが産まれるわけでもないことは重々と承知していたけど、大学に馴染む努力も意味があるように思えなかった自分は、学校の外の世界に飛び出して何かを産む活動をしている人たちを尊敬の眼差しで見ていました(たとえそれがバイトであっても、年に何人か”大学の外にある何か”に熱中して大学を辞めていく人たちがいた。ワタシはその人たちが心から羨ましかった)

おれだって何かやりたい。能力が低くたっておれにも何かできることがあるはずだ。そうだ。臣の仲間に入れてもらおう。ひとりだと恥ずかしいから友達を巻き込んで。

そう思い立ち、臣のもとへ。

「何かやらせてもらえないか?おれはシステムのことは詳しくないけど・・・地元の奴が詳しい奴がいてさ、そいつもやってみたいって言ってるんだよ!」

臣は落ち着いた口調で

「どんなアプリが作れるか?によるよ」

当然当時の自分には「アプリ」が何なのか分からないから

「アプリって何?」

説明してくれたけど何のことやらサッパリ。精一杯知ったかぶりして

「なるほど・・・ウィンドウズってことか・・」

ありったけの知識を振り絞って一言だけ絞り出してみると

「それはOSだ・・・」

呆れたように言い放たれたのは今でもハッキリと憶えてる。

大学に馴染めなくて、地元の知った世界の中でぬるま湯に浸っていたワタシと、大学の外の知らない世界を見ようと外へ踏み出していた臣。

当時から「このまま行くと、両者の差はとんでもないものになる」

そう思ってたけど、本当にそうなった(笑)。

恐れていたことは現実になったわけだけど、20年以上の月日が経って確実に言えることは

「自分は間違いなく出世することはない。一生。」

ということと、

「そもそも出世など目指す必要は無い、というか自分は出世なんて絶対に目指してはいけない」

ということ。ムリがあることをムリして目指すことは不幸につながります。

前者はもう学生時代から薄々と感じ取っていたけど、後者の方は結構最近のことです。

ある種”諦め”のような一見するとネガティブな放棄のように見えるけど、むしろ逆。

人にはそれぞれが持つ「思考のクセ」のようなものが必ずあって、その「クセ」が生きるような領域を目指すべきであると。

じゃあ何を目指すの?

という話は・・・長くなるので別の形でお話しようかと思ってます。

ちなみに、臣が

「仲間と経営している」

と言っていた組織は「電脳隊」といって、今の日本の主要なIT技術者たちが集う伝説のグループとして語り継がれているそうです(ふーーん)。

さらにちなみに、「何かやりたい!」と息巻いた自分は電脳隊に入ることは叶わず、リンクの記事にあるようにシリコンバレーのネットワーク技術の秀才たちに出会うことも、世界を席巻する前のネットワーク最先端技術に触れることも無い代わりに

ネットワークビジネスにドップリとハマりました。

やっぱりデキる人たち、優秀な人たちが集まるビジネスの世界で大きな成果を出したり、巨大な組織を引っ張るリーダーには逆立ちしてもなれないだろうと心に刻む。

それではまた!

 

 

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