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「危ない」世界の歩き方。怖いけど魅力的。危険地域への旅行記が面白い!

cti_of_god

海外旅行が大好きです。

そんなもの誰だって同じじゃないか。そう思うかもしれません。

でも、一般的な海外旅行とは、ラグジュアリーな観光地や快適リゾート旅行のことでしょう。

そう。海外旅行は「リゾート地」「観光地」へ行くのが一番確実だと思うし一番安心でもあるし、何より確実に楽しい。

でも一度経験してみたい海外旅行があるのです。それは


行ってはいけない危険な場所への旅行

もちろん本当に行くかどうかは別問題ですが、とにかく好奇心を掻き立てられるのです。

世界一治安が悪い街や、恐怖政治が支配して外からは全く中の様子が見えない地域。

危険、入国できないなどの理由で行けないから中の様子は謎のベールに包まれる。謎のベールに包まれているから中の様子がいまいちわからない。わからないから知りたくなる。

面白半分で行ってはいけないことぐらいはわかる。でもだからこそ知りたい。どんな世界が日常として存在するのか、その空気に触れてみたい。

でも行くのは怖いし現実的ではない。


そんな気持ちを押さえきれないとき(どんなとき?)に、とってもお薦めな本や映画があるので紹介します。

では、危険な旅への出発です。


■ 「危ない」世界の歩き方 岡本まい(著)

世界中の「危険」と言われる場所に

「日本人女性が一人で旅をする」

という無謀としか思えない旅を記録した旅行記本で、著者はオカマイこと岡本まいさん(僕とほぼ同い年)。

インドから南米、ヨーロッパ、アフリカなど「麻薬」「性」「殺人」「盗難」「テロ」などあらゆる犯罪リスクの極めて高い地域を日本人女性が一人旅する様子は、読んでいるだけで具合が悪くなるような緊張感が漂います。

この本は出版は2006年。現在2016年なので既に10年が経過してます。ふと

「女性一人でこんな旅行を続けて、果たして現在生きてられるのか?」

と心配になってしまうくらい。大きなお世話ですが。

この本の中でとても印象に残ったのは「ジャマイカ」と「ナイロビ」の滞在記。


・ 銃撃戦が「日常的に起こる」ジャマイカ

ジャマイカでは日常的にギャング同士の銃撃戦が行われるそうで(!)、著者のオカマイさんが旅行で行ったときも例に漏れず、音楽フェス中に銃撃戦が始まったそうです。

更には旅行中に知り合った有名なダンサーも殺され、旅行中に知り合ったおじさんの従兄弟一家も殺され・・・

という具合に、とにかく殺人が日常的に発生するというところが恐ろしい。

更に恐ろしいのが、オカマイさんが遊びにいった前述の音楽フェスでの突然銃撃戦が終わったあとの話。


銃撃戦が収まったと思ったら、何事もなかったかのように音楽フェスは再開されたという・・・

日本では考えられない。このときは死者は出なかったようだけど(これがせめてもの救い)、ジャマイカでの殺人がいかに日常化しているのかが表れているのではないかと・・・感覚の麻痺ほど怖いものはないです。

しかもジャマイカの国土面積は日本の秋田県と同程度の広さで、この狭い面積に敵対ギャングがひしめいているというから尚更怖い。

オカマイさん曰く、この地域では携帯電話が必需品だそうです。

そんなの日本だって同じじゃないか。そう思うかもしれません。

でもジャマイカでは、ギャング同士の抗争が頻繁に勃発するけど、いつどこで勃発するのかわからない。

だから突然抗争が始まった時に、抗争の場所・危険な場所を仲間と連絡を取り合って「近づいてはいけない場所情報」をいち早くキャッチするのに必要なんだそうです・・・

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