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アルコール中毒を治す方法

murakami

酒が好きです。

ビールもワインも焼酎もウィスキーも好きだけど、一番よく飲むのが「ストロングチューハイシリーズ」と「ニッカウィスキーのストレート」。

理由は

安上がりにてっとり早く酔っ払えるから

というアル中(アルコール中毒)に直結する考え方で、自分自身でも「アル中になりやすい気質」であることを自覚してます。

でも、これから書くことを試してみたら、酒(アルコール)への依存度が明らかに軽減したので、そのことについて備忘録的に書いてみる。

そもそもワタシが考える「酒好き」と「アル中」の違いは

 

①酒好きもアル中も頻繁に酒を飲むが、アル中は日を追うごとに摂取量が増える

②酒好きはゆっくり時間をかけて長時間飲んでいられるが、アル中は一気に飲む。そして泣いたり叫んだり寝たりする(自分の場合は速攻で寝る)。

 

つまりアル中は酒そのものが好きなわけではなく「酔う」ことを目的とし、そのための手段として酒を飲む。

酒は口あたりや蒸留方法や材料、香りなど色々な顔を持っていて「酔う」ことは酒が持つ数ある中の1つの顔に過ぎない。

でもアルコールの方は上のような性質はあまり関係なくて、本質は「酔う」という特性だけ。

そしてアル中にとって重要なのは「酔う」ことである。「酒中毒」「酒依存症」と呼ばずに「アルコール中毒」「アルコール依存症」と呼ぶ理由はそこにある。

ワタシの場合も例に漏れず、「酔う」こと自体に刺激と安らぎを求めてしまうので、酔わない夜は物足りなく感じたり、ひどいときには眠れなくなったりします。

酔うことを目的に飲むから、酔った感覚に頼ることになり、そうするとつまみも手当たり次第に食べて「血圧が上がる」という副作用も。

「酔う」という発散と逃避のために払っている代償が大きくて、「愉しむ」というところから明らかに少しズレていてまさに依存している状態。

自分で書いてて痛い。

だから酒の味や香りなど、酔うこと以外の色々な酒の顔を愉しむことが出来る「酒好き」が羨ましく思って、少し酒について勉強してみようと思い立つ。

クラフトビールやワイン、ウィスキー、どぶろくなど手当たり次第に。まずはウィスキーについて。

「シングルモルト」とはよく言うけど、シングルモルトが何なのかサッパリわかってないし、そもそもウィスキーの原料も知らないし、何がどうなるとウィスキーなのかわかってない。

調べてみるとウィスキーはとうもろこしや大麦などの「穀類」が原料になっていて、それらを発酵させたものを「樽(たる)」で保管したものだそうで。

単に「穀類」を原料に蒸留&発酵させただけだと無色透明になるけど、樽に保存していると独特の「琥珀色」になるのだとか。そして、1つの原料を使い1つの蒸留所でのみプロセスを経て出来上がるウィスキーを「シングルモルト」と呼ぶのだとか。

知らなかった・・・「樽」で長期間保管することは言われてみれば知っていたような気もするけど、知識として知っていたとは言い難い。

ウィスキー本を立ち読みしながらお昼に本屋をうろうろする。

そんなことをしばらくやっていて、先日本屋で見つけた

「どぶろくを作ろう」

という本。初版が昭和の時代に書かれた比較的古い本で、著者の前田俊彦氏は25年前に亡くなっているみたい。

面白そうだし作ってみたい。作り方が書いてあるなら、作ってみようかな。面白いので読んでみると、衝撃的なことが書いてありました。

まず、日本では自分で勝手に酒を作ることは法律で禁止されているということ。

マジ?!知らなかった・・・いや、売るためには免許が必要なことはなんとなく知ってたけど、自分が飲む為に自分で作るのも法律違反なのか。。

そしてもうひとつ衝撃的なことが書いてあった。

著者は戦後間もなく近所に住んでいた知り合いに「アル中」に悩まされていることを相談されたのだそう。

相談を受けた著者は「自分で酒を作ってみたら?法律違反だけど」と誘ってみたら、そのアル中はまんまと酒づくりにハマってしまい、ハマりすぎてアル中が治ってしまったそうだ。

著者の見解では、

作る歓びというものは、それを消費する快楽よりもはるかに深く大きなものだから。

というもので、杜氏(とうじ。酒を作る職人)にはアル中が全くいないと解説されていました。

なるほど・・・一理ある気はする。

面白いのでクラフトビールを調べたりワインの本を読んだりするうちに、酒のつまみが気になって世界の色々なチーズに脱線。

「世界の美味しいチーズ」なんて本も買って読んでみた。

 

cheez

 

クセのあるブルーチーズなんて苦手で食べるのに勇気がいるけど、だからこそ刺激があって興味深く面白い。

なかには「うじ虫チーズ」というアングラなイタリアンチーズまで存在するらしい(ウジ虫が湧いた腐ったチーズをウジ虫と一緒に頂くのだとか・・・)。

更にこの本屋で好きな作家の村上春樹による「もし僕のことばがウィスキーであったなら」という本を見つけて買ったことを思い出す。確かウィスキー好きの村上氏がウィスキー発祥の地でもあるアイルランドとスコットランドへ旅をして、朝からウィスキー蒸留所やバーを飲みながら渡り歩くという素晴らしい本だったことを思い出して、家に帰ってから風呂に浸かりながらもう一度読んでみた。

 

murakami

 

これが本当に面白い。ここで内容を詳しく解説はしないけど、小説を読んでいるようで読みやすく、読んでいる時間があっという間。夜中に風呂に浸かりながらが夢中で1冊読んでしまった(薄くて100ページ程度だから数時間で読めます)

 ここにも「ウィスキー職人が酒を飲み過ぎるのは御法度。鼻が効かなくなるから。」「アイラ島(シングルモルトの名産地)には7つの蒸留所がある。アイラ島の人たちは目をつぶっても、そのウィスキーの香りと味を感じてどの蒸留所で作られたウィスキーなのかわかる」と。

つまりは「酔う」ための酒ではないと。

特にアイラ島でのエピソードは最高で、なかでも「新鮮な生牡蠣にウィスキーをかけて食べるのが最高に旨い」のだそうだ。

 レストランで生牡蠣の皿と一緒にダブルのシングル・モルトを注文し、殻の中の牡蠣にトクトクと垂らし、そのまま口に運ぶ。うーん。いや、これがたまらなくうまい。牡蠣の潮くささと、アイラ・ウィスキーのあの個性的な海霧のような煙っぽさが、口の中でとろりと和合するのだ。

(中略)

それから僕は、殻の中に残った汁とウィスキーの混じったものを、ぐいと飲む。それを儀式のように、六回繰り返す。至福である。

人生とはかくも単純なことで、かくも美しく輝くものなのだ。

 アイラのシングル・モルトは独特な潮っぽい磯の香りがするのだそうだ。

アイラのボウモアという蒸留所の職人によると

アイラでは樽が呼吸をするんだ。倉庫は海辺にあるから、雨季には樽はどんどん潮風を吸い込んでいく。そして乾季(六、七、八月)になると、今度はウィスキーがそいつを内側からぐいぐいと押し返す。

その繰り返しの中で、アイラ独特の自然なアロマが生まれていく。そしてその香りが人々の心を和ませ、慰めるんだよ。

こんなのを読んでいたら、夜中の2時にたまらなく酒を味わいたくなってしまった。でも家に酒は置いてない(飲んじゃうから)。

かといって酒を買いに行くのは面倒だったので、料理酒を飲んでみました。コップに1/3ほど。

しっかりと味わって。

「アル中じゃん」とツッコまれそうですけど、このおかげでここ最近は土日以外ほとんど飲まなくなりました。

 

 

 

 

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