カフェレーサー大好き。
族車もBobberもChopperもカリカリフルチューンも好きだけど、クセのあるカフェレーサーってすごく好きです。
何が良いかというと、セパハンにして「これはカフェだ」って言い切ってしまえば何でもカフェレーサーになってしまう自由度の高さ。
そのせいか「こんなのはカフェじゃない。正しくは1950年代にイギリスのエースカフェで発祥した若者文化のうんたらかんたら・・・」って説教したがる知識豊富な人も必ずいるけど、ワタシだってそのくらいのことは知ってます。
でもでも、そもそもカスタムそのものが、ノーマルでは物足りないから(自分に合わないから)自分好みに自由にイジることなのに、「かくいうカスタムはかくあるべき」という縛りに意味なし。とも思う。
だからワタシ自身、王道と言われるカスタムより「こんなの間違えてる」って真面目な人が指摘したがるようなカスタムの方がずっと惹かれたりします。
ユウキクンのCBみたいに、セパハンを低い位置まで下げて、英車風の洒落た雰囲気を出しながらもマフラー赤く塗ってラッパも付けちゃうとか(!)
その後はアップハンに換えて、シーシーバー付けて、マフラーは2本出しにして「族車」とも「チョッパー」とも「カミナリ族」どれを取っても「間違えてる」「もったいない」と言われそうな何とも言えないスタイルにしてたり。
「王道は王道で素晴らしいと思います。でも、ボク自身はそのオートバイを見ただけで、あ!これアイツのだ!って言われるようなオートバイが作りたいんです」
そういえばユウキクンはこんなこと言ってたなぁ。
そんな破壊的&破天荒なカスタムが大好きな自分ですが、数年前にInstagram上で見かけたカフェレーサーが、またこれとは違う魅力を放っていて釘付けになりました。
破壊的、無骨といよりもスマートで洒落た感じだけど、個性的で一度見たら忘れないし、しかも乗ってるのは若く可愛らしい女性。
静岡の三島方面在住の彼女(麻衣ちゃん)とInstagram上でやり取りして「今度遊びましょう」ってことになり、その後たまたまロコハマナイトでバッタリ出会ったのがこちらの記事でした。
その後雨にヤラれて何度かリスケジュールしてもらって、やっと先日実現したぁ!
場所はどこにしようか?って話をしていたら、
「パシフィックドライブインでランチしたいです!久々なんです!」
三島方面からお友達連れて湘南まで来てくれると。行動力凄いね。
そしてワタシには「パシフィック・ドライブイン」がわからない。
あぁ、パシフィックドライブインかぁ。洒落ていて良いよね〜
こんなふうに言ってみたけど行ったことも無い。ネットで見るとテラス席があってお洒落な雰囲気だけど、ドライブインっていうくらいだから「道の駅」みたいなところなのかなぁ。
そして当日待ち合わせのため行くと、とってもお洒落なお店でビビりました。若い女性客が多かった
この日来てくれたのは麻衣ちゃんと彼氏のヨシ君と、ボクとタメ年の稲葉さん in Pacific Drive In
麻衣ちゃんはエボ、ヨシ君はショベルで、稲葉さんはサイドバルブ。
麻衣ちゃんのエボはもちろん、ヨシ君のショベルはワタシが高校一年生の頃に初めて憧れたチョッパーだし、三拍子サウンドが素晴らしく、稲葉さんのサイドバルブは「スマート&コンパクト」が好みのワタシにとって好み。
爽やかな3人組と逗子マリーナで空撮してみたり、披露山公園、披露山庭園内の大崎公園で写真撮ったり話したりしてるうちにあっという間に夕方。
みんなワタシと同じ映画好きってことで、クエンティン・タランティーノやジム・ジャームッシュ、梶芽衣子の話で盛り上がったけど、映画の話もっとしたかった・・・
楽しく過ごして家路についた翌日、遅めに起きてInstagramを立ち上げると、麻衣ちゃんとヨシ君の投稿が目に止まる。
写真を見ると、翌日に山梨で開催された「TriumphRiot」に行ってきたみたいです。
帰りは結構遅かっただろうに、凄い行動&活動力だね。
ってコメントしたら
「今週末はA-DAY(これもハーレー系イベント)に行きます」
と(笑)
ワタシは翌日の日曜日は一日中家にいたので、撮った映像を簡易的に編集してみました。
とにかくコーフンしてしゃべる自分の声が鬱陶しいので、爽やかなBGMを入れてみた。
なんだか最近ますます難しく感じるBGM。安っぽいBGMをつけると当然全体が安っぽくなってしまうし、いくら洒落たBGMを乗せても映像の雰囲気と合ってないと不相応でチグハグな感じがモロに出て、やっぱり安っぽい印象が出てしまう。
そうかと思えば、「爽やかな映像に爽やかなBGMを乗せる」と今度は必要以上に「制作者が爽やかな映像目指してます感」が全面に出てきて、何かのプロモーションビデオの真似ごとみたいな映像になっちゃいます。そして結果的にこれも安っぽくなる。
なので、思い切りエッジの効いたハードコアなPunkをBGMに追加した同じ内容の映像を横に並べてみたら、これがとてもイイ!
記事末尾に貼っておきます↓
やっぱりプロモーション映像なんかじゃなく、映画のような映像目指したい。そしていったいなにが「映画のような映像」なのかわからない。
そうか。映画のような映像なんて回りくどいことせずに、映画を撮れば良いのか。そしてこんなことを言い続けて何年になるか・・・
とにもかくにも今この瞬間にできることを精一杯やる。そして今できることに加えて少しだけ勇気が必要なことを重ねていくことが成長であり、それそのものが幸せなことなのだ・・・
やらない言い訳なのか、哲学なのかどっちつかずな言葉とともに、
麻衣ちゃん、ヨシ君、稲葉さんありがとー!また遊んでやって下さいm(_ _)m