Blog

お仕事日曜日

DSC_0263

今日は日曜日に久々の休日出勤。

 

開発している製品ソフトのアップデート日程が間に合わず、挽回のため。といってもこれを書いている時点で時刻は15:00過ぎ。

 

まあいいか・・・ここまでくるともう開き直る。15:00も16:00も変わらない。オフィスへ行く途中みなとみらいのMARKISの裏あたりを、散歩がてら遠回りしながら歩いていると、前から小学校5年生くらいと1年生くらいの男の子を連れた家族連れが遠くからこちらへ向かって歩いている。

 

DSC_0233

 

前方50mほど離れているので、楽しそうに盛り上がりながらこちらへ向かって歩いているのはわかるけど、何に盛り上がっているのかはわからない。

 

近づくにつれ、彼らが徒競走をしながらこちらへ向かってきているのがわかった。

 

「位置について・・よーい・・ドン!!」

 

という掛け声を上のお兄ちゃんが発すると同時に二人でスタート。スタートダッシュの練習らしく、すぐにスピードダウンして、再度

 

「位置について・・よーい・・ドン!!」

 

これを繰り返しながら歩いていた。

皆夢中でこちらには気付いていない。いよいよ近付いてきたとき、少し不安になった。

 

彼らは歩道いっぱいに拡がっていて、こちらが避けようにも避けるスペースが無かったから、このまま行くと確実に誰かにぶつかる位置だったから。

 

「位置について・・よーい・・ドン!!」

 

勢い良くスタートダッシュをかました直後、こちらに気付いていない上の子は予想通りボクの正面に突っ込んできた。

 

こちらはぶつかることを予測していたから、身体を半身にかわしていたので大した衝撃は無い。全く痛くもなかった。

 

「(子供に向かって)おい!!ちゃんと前を見ろよ!!

 

(ボクに向かって)いや〜すいません・・・・」

 

親であれば普通ならこう来る。こんなふうに若い父親が子供を叱りつけ、こちらに社交辞令的に謝ってくるかと思いきや、親子共々なにも言わずに楽しそうに去って行った。

 

ホッと一安心。何よりも少しも腹を立てずに安心した自分に安心した。このくらいのこと本当に何でもない。いちいち腹を立てる必要も文句を言う必要も無い。そもそもこっちだって謝っていない。これでいいのだ。

 

お父さん、そのまま子どもたちを伸び伸びと育ててくれ。と願うと同時に「おれ、けっこう優しいよな」と自分に酔う。

 

それでも「他人への迷惑の配慮」「ルール遵守」という大義名分で、自分の世間体を保つために「行儀よく振る舞うこと」を自分や他人、子供に強制するのはもう十分だし、この平和で優しい国ではこれ以上必要ないと本当に思う。

 

街の人も入るお店のスタッフもみんな優しいし、社会秩序も十分に備わり治安も良い。文句無しに快適に暮らせる。

 

先日の「お台場旧車天国」の時なんて、荷物が邪魔だったから、カメラのレンズやジンバルのケースもカバンもそのまま会場内に放置しても全然大丈夫。心配すらしなかった。

 

更に夏に横浜の港の見える丘公園で撮影したときも、走行映像を撮るために近くへ出て、公園内に三脚を置きっぱなし。

 

1時間後に帰って無くなっているのを見たときは「まさか!」と思ったけど、目の前の交番に行ったら案の定届けられていた。「やっぱり!」と思ったけど、「やっぱり!」と思える日本がすごい。

 

本当に日本は最高の国だと思う。他の国住んだことないけど。行ったこともない国を引き合いに出して「だから日本は○△でダメなんだ」と自虐する理由がどこにある?!と。

 

贅沢を言えば、あと必要なのは「許容」だと思う。

 

「他人への迷惑・気遣い」や「ルール」への配慮が強い分、迷惑とルール違反への許容度は極端に低い。

 

先日、電車を降りて改札へ続くホームの階段を上ろうとしたとき、階段を上る人たちは律儀に皆しっかりと「上り方向」の左側を上っていた。

 

でも「上り方向」は狭いうえに人がギッシリとひしめいていて、階段の「下り方向」は上り方向の数倍も広いうえに誰も歩いていない。

 

ボクは左側の「上り方向」を歩くよりも、右側の広い「下り方向」を登る方が楽だし早いし安全だと思った。

 

その通りに「下り方向」の階段を上り(要は逆走)一番上まで来たとき、正面から真面目そうな男性サラリーマンが走ってきた。

 

特に気にせずに改札方向へ行こうとすると、

 

「オイオイオイ!!危ないぞ!」

 

と言いながら、こちらに向かってくる。目はこちらを向いてなかったから誰に言ってるのかどうかもわからない。何か起きた?しかしその男性はどんどんこちらに近付いてくる。

 

「危ないだろ!!」

 

と言いながら、最終的にドン!と肩から勢いよく体当たりしてきた。驚いてぶつかる直前に身体をよけたけど、男性はそれを追いかける形でぶつかってきた。このとき明らかにわざとであることがわかった。

 

最後まで自分に目を合わせなかったから、「危ないぞ!」の言葉が自分に向けられたものだとぶつかった後にはじめて理解できた。

 

階段を背にした人間に正面から走って体当たりするとは、どっちが危ないんだ?!と文句も言いたかったけど、彼にとって「危ないかどうか」は重要ではないことは明白だった。

 

おそらく彼はとても真面目で(実際に服装も髪型もキッチリしていて見るからに真面目そうだった)、周囲への配慮やルールの遵守を欠かさないのだと思った。

 

だから、それを配慮しない他人・平然と破る他人が許せなかったのだと思う。

 

以前、スマホをいじりながら駅のホームを歩いている人へわざと「体当たり」する人が増えているというニュースがネットで話題になったことがあった。

 

理由は「スマホをいじりながら歩くのは、周囲の人にとって危険で迷惑。それを平然とやっているのを見ると腹が立つと同時に、危ないことを気付かせるためにわざとぶつかる」という。

 

こんな幼稚で矛盾した論理を堂々と展開する人がそんなにたくさんいるとは思えないけど、これも理屈としては同じ。

 

ルールや配慮に真面目すぎると、それを破ることは自分であろうと他人であろうと許容できなくなる。

 

「許容する」「許す」ことが”カッコいい”、”モテる”という風潮が来れば良いなーと思いながら、オフィスのあるビルの100mほど手前に来た時には辺りは薄暗くなっていて、既に16:30を回っている。

 

そろそろ帰るか・・・

 

半分本気で考えていると、前方50mくらい先から笑いながら手を降ってこちらへ向って歩いてくる背の高い男性がいる。

 

今度は誰だ?!身構えているとボクの上司だった。

 

「今日はもう来ないと思ったよ(笑)出てきて大丈夫なの?」

 

「あ、全然大丈夫です」

 

「こんなとこで悪いけど、オレちょっと外に出るから今の状況だけ説明しとくね。

 

通信は出来るようになったんだけど、■◎処理がうまくいってない。多分○△にバグがあるっぽい。

 

これが直らないとマズいね・・」

 

「すいません・・・それボクです・・・」

 

「あ、そう?!直しといてね」

 

「はい」

 

やっぱり自分は恵まれている。オフィス仕事は向いていないが、自分だけの目指す方向へ向かって、焦らず自分の足で一歩一歩噛み締めながら歩き、ときには走れば良い。

 

速度はゆっくりでも止まらなければ意外と遅くないし、他人と速度を比べる必要もない。

 

 そんなことを考えながら、仕事だった割に仕事をした気がそんなにしない日曜日の午後。

 

いや・・・まだ仕事してないや・・・

 

Youtubeチャンネルもチェック↓

関連記事

  1. 640 書を捨て街へ出よ!度胸と根性の「フォトグラファーズ・イン・ニュー…
  2. eyecatch このサイトの今後と自分の好きなもの
  3. cafe nostalgicbike.comは「忙しい人」には絶対にならな…
  4. okinawa_sea 「自分で選ぶ」ことについて
  5. business 怒涛の出世&有名になった大学の同期と自分の違い
  6. Screenshot_20170119-224625 埼玉ツーリング
  7. P1150771 子供に伝えて身に染みたこと
  8. Timer_is_short 見た目にコンプレックスを持つ10代20代の若い人に知って欲しいこ…

おすすめ記事

eyeCatchTxt 旧車はトラブル多くて維持が難しい?!実際に乗ってる人たちから話を聞いてみた

このサイトとは別で運営しているYouTubeチャンネル。コメント入力を開放しているので毎日たくさ…

business 映像関連のサービスはじめます

先日渋谷を通ったら、一眼レフカメラ+ジンバルを片手に歩いている人たちが驚くほどたくさんいた。…

inoue_mach_dark YouTubeチャンネルで再生回数を上げる方法

このサイトとは別にこちらのYouTubeチャンネルを運営しています。撮影した映像をYouTu…

motosuko 自分の中の”引きこもり”を認める・・・

 最近また懲りずに「ツーリングアプリ」の設計を再開しました(ツーリングアプリの詳細はこちらの記事…

Suke 愛知県へ遠征&空冷ZやHarley-Davidsonたちを撮影

1年前に撮影した「カフェレーサー・ドキュメンタリー(風)映像完成!空撮したよ!」出演して…

okinawa_sky3 最近の若者は平気で○○する!?

最近、知っている人(知人という意味ではなく、主に芸能人・有名人で知っている人という意味)が頻繁に…

eyecatch スケート・カルチャー(仮題)

先日、高校の頃から遊んでいる友達に久々に会ってきた。吉祥寺で待ち合わせてたんだけど、皆が来れる時…

Timer_is_short 見た目にコンプレックスを持つ10代20代の若い人に知って欲しいこと

先日久しぶりにFacebook上でフォローしている女性の書き込みを見ていたら、こんな刺激的なタイ…

eyecatch プロレベルの撮影会へ行って美人モデルを撮影してきた

面白くなってきた。このサイトは当初は「国産の旧いバイク」に限定して立ち上げたけど、メーカーや…

YoutubeSumbnail ドキュメンタリー・フルバージョンをリリースしました

先日「息子と一緒にFXに乗る美人ママのドキュメンタリー」のフルバージョン映像をYouTubeにア…

Business

  1. business
  2. motosuko
  3. kaigai
before_start2
  1. chiinEye
  2. Triumph
  3. 350ss
  4. eye
  5. impara_eye
  6. cb400four
PAGE TOP