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会社員の副業アーティストユニットの楽曲が世界中で大ヒット

AmPm

筆者も仕事をする時はYouTubeを使ってほぼ一日中音楽を流してます。

 

思えば音楽メディアは進化し続け、10年間の間に最も変化したメディア。

 

音楽メディアといえば小学生の頃はレコード、中学生の頃はカセットテープ、高校生の頃はCD、大学生になるとMP3のようなファイルミュージックになった。

 

そして現在はファイルすら持たなくなり、時代はストリームで聴く時代に。著作権の扱いは年々曖昧になって、権利保持者であるアーティストと配信サービス業者の間には軋轢が生じるようにもなった。

 

更にストリームが支配的になり始めるころから、音楽業界の先行きの暗さばかりがフォーカスされるようにもなった。楽曲を購入する人が減り、アーティストへ還元される利益が目減りし続けているという単純な理由からだけど、この見方がどうしても短絡的に見えて仕方が無いのです。

 

筆者自身、音楽に触れる機会は以前よりもずっと増えている気がするし、ライブの位置づけも以前よりもずっと身近になってきていると感じているからです。

 

そんな音楽激動時代の中で先日、こんなニュースを見た。

 

覆面の日本人アーティストAmPmにインタビュー。デビューシングルが530万回再生、リスナーの90%以上が海外の理由とは?

 

日本では全くの無名アーティストユニットが世界を舞台に大ヒットを飛ばしているという。そのアーティストの名前はAmPm(アムパム)。

 

AmPmの活動拠点は主にSpotifyという音楽配信サービスプラットフォーム。

 

大昔は日本でヒットしてから海外進出というルートが一般的だった(自分が知る限り、かなり多くの場合で失敗している)。そしてインターネットが登場してからは、そんな手順を踏まずとも、自ら世界へ向けて自分の作品を露出することが可能になったのは周知の事実です。

 

一番記憶に新しいのが「ピコ太郎」で、ジャスティン・ビーバーが話題にしたことが拡散のもとになり、日本をすっ飛ばして世界で大ブレイク。Spotifyでもベビーメタルのように「日本ではマイナーだけど海外で大人気」というアーティストが多数出ているらしいです。

 

 

しかし、今回のAmPmはヒットさせるまでの経歴が凄くて思わず釘付けになった。

 

AmPm(アムパム)という謎の二人組ユニット

 

とても興味深いのは、話題になった時点で二人とも会社員という肩書を持つ「兼業」のアーティストであるというところと、ヒットさせるまでの経緯です。

 

ヒットする前に二人が手掛けたのは、スタジオにこもって猛特訓することでも、レコードレーベルのオーディションを受けることでもなかった。

 

彼らはそれらの代わりに、ヒット曲の分析とSpotifyのアルゴリズムの解析を行ったのだという。

 

ヒットしている曲のBPMやキーなどのデータを分析し、「いつ、どのタイミングで、どの楽曲をアップすればヒットするか?」を推測→実行→結果の検証を繰り返したという。

 

さらにSpotifyのソースコードはかつてgithub上で公開されていたため、AmPmはこのソースコードを解析。

 

ソースコードから、Spotifyがユーザーに対して上位に表示するために使うパラメータを推測し、それらのパラメータを楽曲に反映させるというトライ&エラーを繰り返していた。

 

つまり「ユーザーが何を求めているか?」という視点でヒット楽曲の特性を知り、「どうのようにしてユーザーに楽曲を届けるか?」という視点でサービスの特性を分析した。

 

これだけを書くと若干どこか姑息なイメージも持つかもしれません。でもそれは「アーティストは商業的な戦略など持たずに、作品だけに集中すべき」という謂れのない思い込みに過ぎない。

 

かつてダーウィンが言っていたとされる言葉

 

「最も強いものが生き残るのでもなければ、最も賢いものが生き残るのでもない。生き残ることができるのは変化できるものである。」

 

これと同じように、音楽業界でも従来のように音楽一筋ではなく、市場に合わせて自分自身でマーケティング戦略を立て、自身をトータルプロデュースしていく力も実力の一つとなるのでしょう。

 

マーケットの要望を満たした楽曲は確かに耳障りが良く、BGMとして優れている感じがした。

 

そんなAmPmのミュージックビデオは以下↓

 

 

 

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